美しい里山景観を未来につなぐため、耕作放棄地を自然栽培で再生。
日本の原風景が残る、辰野町の中の里山エリア・川島地区。長野県で4つ指定されている「移住モデル地区」にも選ばれるなど、移住者からも人気のエリアです。
一方で少子高齢化によって美しい里山景観もあと何年続くかわからないという状態。里山保全の活動の多くは地域の方のボランティアによって成り立っていることも問題です。
そこでこの美しい里山景観を守りながら、経済的にも、環境としても持続可能な川島をつくっていこうと活動をはじめているのが本プロジェクト。
まずは、増え続けている耕作放棄地を譲り受け、農薬や化学肥料などを使わずに、微生物など自然の地力を引き出す農法である、自然栽培でブランド米をつくり、「稼げるお里山づくり」をの第一歩をスタートさせています。
里山をクリエイティブに遊び尽くす
お米づくりといっても、ただ単に田植えや稲刈りをするだけでは面白くない。
アンサンブル演奏チームの生音とともに、田植えや稲刈りを楽しむイベントや、農業に関心がある大学生が耕作放棄地を生かして自分たちがつくってみたい野菜作りに挑戦したり、里山はアイデア次第でさまざまな楽しみ方があります。
あなたは里山というクリエイティブフィールドでどんなことに挑戦してみたいですか?
目指すのは、都市と循環するサステナブルな里山
少子高齢化が進む、川島など日本の多くの里山は、地域だけで存続させていくのには限界があります。
だからこそ、地域だけに閉じずに、里山の課題も可能性もオープンに開いていき、里山の保全のための様々な活動を都市に住む人たちにも関わってもらう。
自然から離れ、五感を使う機会が少ない都市の人々にとっては、里山に年に何度か訪れて田植えや稲刈りなど里山保全の活動に関わることで、リフレッシュになったり、第二の故郷のような精神的な拠り所に。
地域にとっては人手不足の緩和や地域にない新たなアイデアや活力を得ることができます。
そうやって都市と地域のそれぞれにある強みを生かし、都市と対立するのではなく、都市と共生できるような、循環のある里山作りを目指していきます。
みんなで育てた自然栽培ブランド「小里米」のふるさと納税はこちら
川島の豊かな自然と、たくさんの関係人口の皆さんの手によって育てられた小里米。
気になった方、食べてみたい方、応援したいと思ってくださった方は、ぜひ辰野町のふるさと納税のページから覗いてみてください!
【小里米ふるさと納税ページ】
https://www.furusato-tax.jp/product/detail/20382/5018645
プロジェクトメンバー
- 飯澤清成
- やまあいの地 代表
- 飯澤清成
- やまあいの地 代表
1961年生まれ。辰野町川島区出身。高校卒業を機に上京。経理専門学校を卒業後、大手ゲームメーカーに就職し、約20年のキャリアを積み経理部長を経て仲間と起業。会社経営や、複数の企業再生を手がけた。東日本大震災を機にふるさと川島に戻り、2018年に創業。自然栽培のお米を作りながら、里山の持続可能なビジネスモデルを構築中。
- 北埜 航太
- あわい代表(ライター・編集者)/
ライターはじめ手歴7年/
元辰野町地域おこし協力隊
- 北埜 航太
- あわい代表(ライター・編集者)/
ライターはじめ手歴7年/
元辰野町地域おこし協力隊
大学時代にインターンで辰野に出会う。PR会社、WEBメディア企業での企画・プロモーションを経て辰野町で都市部のZ世代を中心にした関係人口の創出に取り組む。過疎化が進みつつも文化や資源が豊かなローカルと都市部に住むクリエイティブな人材が繋がって新たな価値が育まれる循環をつくりたい。
- 小菅勇太郎
- MoonBase株式会社 代表取締役/
Rural Labo 共同代表(コミュニティはじめ手2年半)/
辰野町地域おこし協力隊
- 小菅勇太郎
- MoonBase株式会社 代表取締役/
Rural Labo 共同代表(コミュニティはじめ手2年半)/
辰野町地域おこし協力隊
大学を休学して起業し、辰野町と東京の目黒区で二拠点生活中。
「行きつけの田舎」があるライフスタイルを当たり前の選択肢にすべく、奮闘しています。
- 矢田愛香
- 辰野町地域おこし協力隊/
森の素材ラボ/
社会福祉士・精神保健福祉士
- 矢田愛香
- 辰野町地域おこし協力隊/
森の素材ラボ/
社会福祉士・精神保健福祉士
福祉職の公務員を経て、自然と人をつなぎ暮らしの豊かさをつくりたいと思い、山に囲まれた辰野町に移住。山を購入し、里山の課題に直面しながら、山の居場所作りや、森の素材を使った商品を開発中。