わたし、暮らし、生業、自然。どれも犠牲にしない道をえらび、はじめた古民家宿と里山再生
ドキュメンタリー映画監督、古民家民宿なないろ
鎌仲 ひとみ
富山県氷見市生まれ。早稲田大学第二文学部卒業。大学時代に友人の自主映画を手伝ううちに、ドキュメンタリー映画作家を志望する。 その後、文化庁芸術家海外派遣助成金を受け、カナダ国立映画製作所へ渡ったのち、ニューヨークでメディア・アクティビスト集団「ペーパー・タイガー・テレビ」にも参加。 帰国後はフリーの映像作家として、NHK、小泉修吉の「グループ現代」での映像を制作。 2003年に監督したドキュメンタリー映画「ヒバクシャ―世界の終わりに」は文化庁映画賞文化記録映画優秀賞ほか、多数の賞を受賞した。その後に監督する、「六ヶ所村ラプソディー」、「ミツバチの羽音と地球の回転」など多くの作品を世に放ち、国内外で高い評価を得る。多摩美術大学非常勤講師。
取材・文:北埜